オルク。彼らの社会は、厳格な上下関係のうえに成り立つ。そしてオルクの上下関係とは、地位や生い立ちなどではなく、体つきのデカさと強さによってのみ決まるのだ。最もデカいオルクが頭 ( ボス ) となって、格下たちに命令を飛ばす。この命令はどんどん体つきの小さい連中へと下ってゆき、最後にはグレッチェンと呼ばれる奴隷種族に押しつけられるわけだ。グレッチェンよりさらに小さい、スノットリングと呼ばれるグリーンスキンもいる。一説によると、このちっぽけなグリーンスキンは、かつて支配者階級の座についていた偉大なる種族のなれのはてであり、長い年月の中でその知能レベルを無邪気な子供レベルにまで減衰させてしまったのだとか。グレッチェンといいスノットリングといい、何ともみじめなライフを強いられる格下グリーンスキンだが、実のところ彼らはオルクとの間で共生関係にある。使いパシリをする代わりに、格下は兄貴であるオルクたちによって守られているのだ。完全な自給自足能力を持つオルクの社会と生態系は、驚くほどの適応性を持っており、それゆえ彼らはほとんどあらゆる場所に生息可能である。事実、この銀河の最果てにすら、オルクの居住地が点在しているほどだ。
“ 食いモンのためじゃねえ。ガンをゲットするためでも、キバのためでもねえ。まして、誰かに戦えなんて言われたわけじゃねえ。俺たちが戦うワケはな、俺たちが戦うために、そいで、勝つためにこそ産まれてきたからよ ”
グラック オルクの兵隊 ( ボゥイ ) |