バトルカンパニー
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BATTLE COMPANIES REDUX - UPDATED RULES FOR PLAYING EXPERIENCE-BASED CAMPAIGNS IN MIDDLE-EARTH

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油断(ゆだん)ならない地形
うれしいことに「バトルカンパニー」では、いつもより細かいディティールにこだわれる。ここでは、君が持っている情景モデルを「バトルカンパニー」のゲームで使うための、ちょっとしたアイディアをいくつか紹介しよう。

「勝利条件エリア」のあるゲームをプレイするときは、それぞれのエリアにどの情景モデルを使うか、ダイスをふって決めるとよいだろう。特別な情景モデルなしでプレイできるようなシナリオでも、こういった特別なエリアを何個か戦場に配置すれば、バトルはバラエティにとんだものになるぞ。ちなみに、ここで紹介するルールを『ロード・オブ・ザ・リング』のいつものゲームに使ってもかまわない。そうすることで、“ひとひねり”きいた「戦闘シナリオ」を楽しめるだろう。

「中つ国の廃墟(はいきょ)」ボックスセットには、こわれた建物や石造りの建築、そして中つ国のあちこちで見られる“いにしえの王たちの像”などがおさめられている。このセットの内容は、以前の版の『ロード・オブ・ザ・リング』ミニチュアバトルゲーム・ボックスセットに入っていた情景モデルと同じだ(こちらを持っている人も多いかもしれない)。もし君がこれらの情景モデルをまだ持っていなくても、だいじょうぶ、君の家の近くのゲームズワークショップ・ホビーセンターや、ゲームズワークショップのホビー製品取扱店で、「中つ国の廃墟」をゲットできるはずだ。

王たちの像
中つ国のあちこちには、偉大な王たちをあらわす像や、石の彫刻(ちょうこく)がいくつも立っている。そしてこれらの多くは、「赤い目」のしもべたちによって冒(ぼう)とくされているのだ。こういった、サウロンの力をまざまざと見せつけられるような像を前にすれば、どれだけ勇ましい心を持つ者であっても、不気味さを感じずにはいられない。だがいっぽうで、こういった像は、近くにいる者たちの心を勇気でみたし、決意をあらたにさせることもある。

「王の像」のうちどれか1つを君のゲームで使いたいときは、両勢力が初期配置をする前に、像の1つをシナリオの情景モデルといっしょに戦場に配置すること。君が「王の像」を2つ使いたい場合は、そのうち1つを「冒(ぼう)とくされた像」として改造するとよいだろう(この像の姿は、映画の「スペシャル・エクステンデッド・エディション」の中で見られるぞ)。こうすれば、そのターンの先攻を取ったとき、どちらの像がどちらの勢力にボーナスをもたらすのか、一目で分かるぞ。

The statues of mighty kings survive from ages long since passed, though Sauron's Orcs continue to deface these monuments of Men.

「邪悪なる勢力」が先攻を取ったとき
うじ虫のような者たちが残した、なぐりがきのあとだ!
この地にしみついた、けがらわしいサウロンの本質は、だれの目からみてもあきらかだ。このターン、自由なる民がおそれおののく中で、冥王のしもべたちはいきおいづき、その力を強めるだろう。
「冒とくされた像」の周囲 14cm 以内にいる「邪悪なる勢力」の兵すべては、軍旗の効果範囲内にいるかのようにみなされる。

「善なる勢力」が先攻を取ったとき
王がふたたび冠をいただく!
ほんの一瞬だけ、太陽の光が、闇と暗い雲をつきぬけて差しこんだ。その光景を見たサウロンのしもべたちは恐れおののき、善なる勢力の兵たちはふたたび希望と活力を手にする。
「王の像」の周囲 14cm 以内にいる「善なる勢力」の兵すべては、軍旗の効果範囲内にいるかのようにみなされる。

偉大なる王たちの像は、遠い昔の時代から残されてきたものだ。だが、サウロンのオークたちは、人間が作ったこれらの記念碑(きねんひ)を冒(ぼう)とくし続けている。

建物

Elven ruins

エルフの建物:この建物は、かつて大いなる力をもったエルフたちの隠れ家だったのだろう。しかし、何百年もの間雨風にさらされ続けてきたせいで、もともとここに住んでいた者たちの“あと”は消しさられ、ほとんど何一つ残されていない。だがいまだに、このような場所は邪悪なる生き物たちをふゆかいにさせる。あらゆるオーク、ゴブリン、ウルク、トロル、ワーグ、そして不死者たちは、この建物の中にいるかぎり、【勇気】テストの出目に−1のペナルティーを受ける。

Haunted ruins

不気味な建物:建てられたばかりのころは、はたしてどんな建物だったのか……今となっては見るかげもない。いまや、この建物は邪悪な魂(たましい)や、えたいの知れない物がつどう場所となっている。あらゆる人間、ドワーフ、そしてホビットたちは、この建物の中にいるかぎり、【勇気】テストの出目に−1のペナルティーを受ける。いっぽうで、エルフやオークなどの生き物たちにとって、この場所にしみついた不吉な気配は、まったく怖くなかったり、あるいは親しみを感じるだけのものだ。

Overgrown ruins

こけむした建物:この建物もかつてはりっぱな姿だったが、くずれ落ちてから何年間も忘れさられ、かわりはてている。いまやこの建物は、草だけでなく、イバラやガレキ、そしてあらゆる種類の下生えによって、厚くおおわれているのだ。この建物の中を移動するとき、あらゆる兵(たとえばエルフたちでさえ)は「移動しにくい地形」の中にいるかのようにみなされる。さらに、この建物の中での「戦闘」で“敗者”となった側は、つねに「追いつめられた」兵とみなされる。