ゴールデンウィークも終盤にさしかかってきた5月5日、ホビーセンター中野店では、ゴールデンウィーク特別企画 「 君よ英雄たれ! 」 で、タウ・エンパイアのアゥン=ヴァが登場する ウォーハンマー40,000 のビッグバトルを開催したぞ。
会場に集まってくれた趣味人は5人で、スペースマリーン、インペリアルガード、オルクのアーミーを持ってきてくれた。当初は1500ポイントバトルの予定だったが、多くの趣味人が集まってくれたため ( 嬉しい限りだ! ) 、急遽2000ポイントで戦うことに。帝国 ( インペリウム ) 連合軍とタウ・エンパイアとオルクというお互い相容れない軍隊が顔を合わせ、当初は3つ巴になるかと思われたが、オルクのウォーボスいわく、 「 テメェらみてぇな遠くから撃ってるばかりのヤツラは後回しだ! そんなことより帝国 ( インペリウム ) のサルどもが気にいらねぇ!! 」 とのことで、スペースマリーン&インペリアルガード VS タウ・エンパイア&オルクという、各アーミー1000ポイントずつのタッグマッチとなった。
帝国 ( インペリウム ) 連合軍が入念な作戦を練り、オルクが野蛮な叫び声を上げて戦意を鼓舞する中、タウ・エンパイアの最高指導者であるアウン=ヴァは、静かに瞑想をしていた。
「 いつ裏切るか分からないオルクを監視するため、用意していた戦力の一部を戦場から
遠ざけることは避けられなかった
。此度の戦いは、苦しいものになるだろう。たとえ勝てたとしても、とても大きなものを失う気がしてならない…。 」
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| バトル前に、互いのフェアプレイを誓う趣味人たち。とても大事なことだ! |
両軍の編成が終わったところで、ミッションが決定される。今回のミッションは、標準ミッションの 「 強行偵察を敢行せよ! 」 だ。ミッションレベルは、参加者の話し合いにより 「 ガンマ・レベルだが 『 勝利ポイント 』 は使わない 」 ということに決まった。つまり、相手の初期配置エリアにたどりついた達成ユニットの数が勝敗を分けるという、シンプルなだけに小細工の利かないまさに 「 ガチンコ 」 勝負だ。帝国 ( インペリウム ) 連合軍は、重火力のビーグルを中心とした編成。対する異種族 ( ゼノ ) 連合軍は、射撃戦が得意なタウと、接近戦でモノをいわせるオルクという異色のタッグだ。戦いの行方は分からないが、正面衝突は避けられないということは皆感じていただろう。
そして、いよいよバトル開始! 先手は、異種族 ( ゼノ ) 連合軍だ。ファイアウォリアーが、敵の重火力ビーグルを警戒して慎重に前進する中、オルクのスラッガボゥイとウォーバイクが、待ってましたとばかりに全速前進。意を決したヒロイック・シニアオフィサーの号令で、インペリアルガードの歩兵小隊が前線を築きつつ、後ろからはレマン・ラスのバトルキャノンが火を吹く。
しかし2ターン目、射撃は下手なハズであるグレッチェンの操作するカノンがレマン・ラスの装甲を直撃し、大破せしめる。さらに、浸透戦術でひそかに展開していたオルク・コマンドが、ホワールウインドに襲い掛かり、パワークロウで強烈な一撃をあびせ、なんと、こちらも大破させた!
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| 自慢のパワーフィストがうなる!スゲェ!! |
戦意をくじかれた帝国 ( インペリウム ) 側は、戦場の右舷を見捨て、戦力を集中させる作戦に出る。しかしゼノの猛攻は止まらない。突如空より舞い降りたシャス=エルが、プレデターをも撃破した。そこで、インペリアル側に残された歩兵部隊は、決死の突撃を仕掛ける。
「 連隊旗を押し立てろ! オレが血路を開く! 」
そう言って、ハーデンド・ベテラン・スカッドのサージェントがファイアウォリアーに単身突撃、自慢のパワーフィストで何人ものタウを血祭りに上げた。
地上で激しい激突が繰り返される中、空には一機の兵員輸送ヘリが現れる。インペリアルガードのエリート部隊、カサーキンだ。彼らは兵士たちの頭上を飛び越すと、確実に目的が達成できる戦場の端に降り立った。
「 地上では激戦が続いているが、作戦目標を忘れるな。戦う目的を見失ってしまったら、それこそオルクどもと同じになってしまうからな。 」
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| 帝国側の総司令部が敵防衛線に迫る。緊張が双方に走る…! |
「 クソッ! 勝ち組野郎ども、俺たちを見捨てやがった! 自分らだけ手柄をかっさらうつもりだ! 」
プレイヤーたちの間で熱いドラマが演じられるが、依然苦しい状況の帝国 ( インペリウム ) 側は、戦局を覆すために大胆な一手に出た。戦場の後方から部隊を指揮していたアウン=ヴァの近くに、スペースマリーン・ターミネイター・スカッドがテレポートによる強襲を仕掛けたのだ! 至近距離からのアサルトキャノンの掃射に耐え切れず、ついにアウン=ヴァが戦死してしまう。
これを好機とばかりに、アサルト・スカッドも反撃に転じ、キラーカンを撃破、そのままヴェスピッドへ襲い掛かる。タウの兵士たちは、アウン=ヴァを守れなかったことを悔やみつつも、既に相手の初期配置エリア付近まで近づいていたために何もできず。オルクのウォーボスは 「 強そうなヤツが出てきやがった。 」 とばかりに、ターミネイタースカッドに単身挑み、返り討ちに合う。スラッガボゥイは、アサルトスカッドに襲い掛かり、怒涛の54回(!)攻撃。お互い激しい消耗戦の中、生き残りのインペリアルガードたちが、目標エリアに近づく。そしてゲームは最終ターンを迎える。
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| バトル後の、互いの健闘を称え合って握手! お疲れさま!! |
帝国(インペリウム)側は、ターミネイター・スカッドと、ジュニアオフィサー率いるコマンド・スカッドが達成ユニットとして目標エリアに到達したが、カサーキンは射撃により半壊させられ、達成ユニットにはなれなくなってしまった。一方ゼノ側は、デビルフィッシュから展開したファイアウォリアーとステルスチームがほぼ無傷で到達。帝国 ( インペリウム ) 側初期配置エリア付近では、アサルト・スカッドが必死の抵抗を見せ、スラッガボゥイとヴェスピッドの進攻を防いでいた。
「 この戦闘の結果が勝負を決するだろう…。 」
そう誰もが思い注目する中、ついに6ターン目裏の白兵戦フェイズ ( まさに最後の最後だ! ) で、アサルト・スカッドが玉砕! 再編移動で、ヴェスピッドがギリギリ目標エリアに滑り込み、達成ユニットとなった。
こうして、帝国 ( インペリウム ) 連合軍 VS タウ・エンパイアとオルクの連合軍の熱い戦いは、異種族側の勝利となった。しかし、勝利の雄叫びを上げるオルクとは裏腹に、タウの兵士たちには喜びの表情はない。そう、アウン=ヴァの戦死は、タウ・エンパイアだけでなく、今後 「 大善大同 」 の理想の元に集うすべての者たちにとっても、大きすぎる損失である。戦いには勝ったものの、未来への希望に大きな影を落としてしまったタウ・エンパイア。彼らがこれからたどる道のりは困難なものになるに違いない。
今回のバトルは、 「 強行偵察を敢行せよ! 」 というミッションであるのと、 「 勝利ポイント 」 を適用しなかったことにより、文字通りぶつかり合いのガチンコバトルとなった。
アーミーによって得意な戦法はあるものの、そればかりにとらわれていると、目標を達成できずに勝利を逃してしまうこともある。どんなミッションにも対応できる柔軟な編成と、置かれた状況によって臨機応変に戦術を考えることが、とても大切だと感じてもらえただろう。
ホビーセンター中野店では、今後も夏に向けて 「 夏よりも熱い! 」 イベントを企画していくぞ。ぜひ君のアーミーを活躍させに来てくれ! 待ってるよ!
ホビーセンター中野店 スタッフ 瀧野瀬 裕介
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